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一時間の戦闘が終わる。
建物が崩壊し、戦車も燃え、中国兵の死体が山積みにされる。
周りはモビルスーツ隊が哨戒している。
そして日本軍とアメリカ軍の指揮車両が到着した。
日本軍の士官が降りて、近くの兵士に話をかけた。
「ここの隊長は?」
その兵士は部隊長のほうまで案内した。
部隊長は捕虜の数を数えていた。
「君が部隊長かな?」
部隊長は後ろを振り向き敬礼した。
「はっ!!第6歩兵重装部隊の竹村です。」
「ご苦労。私はブレイクンクリスマス作戦の指揮をしている、館林だ。こちらにいるのは、アメリカ軍の指揮官、マイク大佐だ。」
「Nice to me to Takemura.」
マイク大佐は手を差しのべ握手した。
竹村隊長が口を開く。
「北京はどうなりましたか?」
「鎮圧した。沿岸部分もマイク大佐率いる水陸両用MS隊ズゴック、アッガイ等で制圧した。ここをこれより第1作戦司令本部を設置する。」
「了解です!!急いで作業に掛かります。大佐、ブレイクンクリスマス作戦はこれで完了ですか?」
「そうだな。中国には痛手だろう。クリスマスイブにこんな血祭りになるなんて、な。」
士官はニヤッとした顔で部隊長に言った。
マイク大佐も笑っていた。
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