序章

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管制塔。 中には通信士数名や士官が数名いる。 一人の士官が口を開いた。 「大佐。MS及び戦車の搬入完了しました。」 大佐と呼ばれた、黒髭を生やした男が外を見て言った。 「よくやった。アメリカ軍との連絡は?」 「先ほど、北海道からの発進を打診しました。」 「わかった。では、これより『ブレイクン クリスマス』作戦を0000時をもって開始する。」 士官は敬礼し、走ってどこかに行った。 「我々を甘く見るなよ。中国、朝鮮よ。今日がお前らの地獄を味わうクリスマスイブなのだ。」
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