プロローグ

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碧「ねぇ、前野君。私ね。傘忘れちゃったの~。入れてくれない~?」 意外に普通に話掛けてくれた。 てっきり、『キモい』などの悪口を言われるのかと思った。 俺はOKの返事を出し、彼女を傘の中に入れた。 何故朝から雨が降ってるのに、傘を忘れたんだろう。などの疑問もあったが、自分を毛嫌いしてる相手が普通に接してくれた喜びが大きく、彼女を入れたのだ。 罠とも知らずに・・・・・・。
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