僕が消えた日

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どうして誰も気付かない?どうして触れないんだ? どうして僕には記憶がないんだ? これじゃまるで、僕は幽霊みたいじゃないか。 ・・・いや、まあ冗談はおいとこう。 ・・・夢だ! 絶対コレは夢だっ!!!! ほっぺたをつねってみる。 別に痛くない。 ホッ・夢じゃん。 びっびらせんなよ! ・・・あははは、 そっかあ、夢か。夢? なら何で覚めない? 妙にリアルだ。リアルすぎる。 ふらふらしながら道路に出る。 「うわっ!」 目の前に車が来る。 危ないと思うまもなく車は通りすぎてく。 そう、僕の上を。
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