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ある街の片隅に小さな研究所があった。
小さな研究所には年老いた研究者が一人。
この研究者の名前は“ウィリアム”。男である。
彼はロボット学者で昔は彼の名前を知らないものはいなかったというほど彼は有名だった。
しかし、なぜそんな有名な人が街の片隅の小さな研究所で一人でいるのかというと、昔ウィリアムは《人間を介護をする忠実なロボット》を作るというものを発表した。世界初の挑戦に世界中が興味をもった。発表から3年後にようやく完成した。そして、大量生産し世界中に売り出した。ウィリアムが開発したロボットは、その名の通り忠実なロボットとして、きっちりと何でもこなすマシーンであった。しかし、1年ぐらいすると世界中から苦情の電話が殺到した。
「ロボットがゆうことをきかない」
「ロボットが部屋の家具などをめちゃくちゃにする」
このような苦情であった。
ロボットの暴走であった。
いそいで、世界中のロボットの回収をおこなった。
しかし、世界中のすべてのロボットを回収することは難しく、ロボットを回収し初めて半年が過ぎた頃に、ウィリアムのところに軍隊がきた。
そして、
「ウィリアムさん、あなたにお願いしたいことがあります。」
そのお願いというのは、
殺戮マシーンを量産して、軍隊を作って欲しいとの事であった。
もちろん、ウィリアムは断った。
「そんなものを作る為にロボットを作ってるんじゃありません。」
すると、軍隊の中から1人の男がでてきた。
「わたしは軍隊で隊長をしているカリファーという者です」
「今、某国と内乱状態にある私逹の国は戦略が足りずに押されている状態にあります。」
「そこで、あなたの力が必要なのです。」
「どおか、あなたの力を貸してはくれないでしょうか。」
そう言って、カリファーは頭をさげた。
ウィリアムは
隊長ともある人が研究の失敗により、こんな街の片隅でひっそりと暮らしている、私の為に頭をさげている
と、思うと、動揺してしまっていた。
「頭をあげてください」
ウィリアムは決意した。
「わかりました。」
「ロボットをつくります」
「本当ですか」
「ありがとうごさいます」
カリファーは深々と頭をさげた。
すると、ウィリアムはすぐさま、口を開いた。
「しかし、私が関与しているのは口外しないでください」
その言葉にカリファーは
「何故です」
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