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親も、私がきちんと看取らないといけない。
親より先に死ぬのは、一番親不孝だと思うから。
これは私の息子にも伝えなくちゃいけない。
親の時は、心臓が止まる時も側にいたい。
それが、産んでもらった私が出来る最後の恩返しだろうから。
手を握り、『アメニモマケズ』の一文じゃないけど、
「大丈夫、寂しくないよ」
って声をかけて、ゆっくりと意識がなくなるのを見ていたい。
悲しくても、辛くても、まだ生きてて貰いたくても、引き留めない。
「お疲れ様でした」
「有難うございました」
「次も私を産んでください」
「また会いましょう」
って約束して、幸せな涙を流して見送る。
そんな看取りをしてあげたい。
勝手な私の想いだけれど。
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