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幸せな日々
「美嘉ー!!
早く起きなさーい!!」
リビングからお母さんの声がする。
眠い目を擦りながら、スウェットを脱ぎ、制服を手にする。
着替えてリビングに行くと、いつもと同じ、湯気がでてる朝ごはん。
『いただきまーす』
そう呟いてパンに手を伸ばした。
ピンポーン
「はーい」
お母さんが声のトーンをあげて、パタパタと玄関に歩いていく。
「美嘉ー!!
悠くんよー!」
玄関から声が聞こえる。
『今行くー』
急いで歯磨きして、カバンも持って玄関に向かう。
そこには笑顔の悠がいた。
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