未来の翼

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「…して…」 「え…?」 「どうして…迷いなく言い切れるんだ…」 由希は手で顔を覆った。間から光る雫が見え隠れする。 「俺は…リスクのない方しか選べないしそれが未羽の為だと思った。なのに…なんで未羽は…希望を口に出せるんだ…」 それは由希の感じていた疑問で、どうしても理解ができなかったのだ。 「…好きだから、じゃあダメかな。」 ポツリとでもはっきり聞こえるように未羽は口に出した。 「好きで、一緒にいたいからこそ希望を探す。迷うこともあるよ?それでもあたしは出来ることをしたい。」 (そっか…それが未羽の強さか…。なにがあっても信念を曲げない強さ) ようやく欠片だけでも未羽の強さを理解した。 (…一緒にいたいなら…俺も探さなきゃな…) やっと由希の中に決意が出来て未羽にある思いを伝えたのだった。

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