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でも小学校から一緒のコイツが唯一、友達と呼べる存在なのかもしれないかな。
ついでに性格がちょっと柚樹に似てるから扱いやすいし。
『扱いやすいって何だょ!?』
「まぁまぁ。」
『まぁまぁじゃねぇょ!!』
文句言う柚樹をなだめる俺は、つい声を出してしまったみたいだ。
「ん?まぁまぁ??」
「あ、いゃ何でもないょ。」
笑って誤魔化す。
木村は俺の顔をまじまじと見て、何かを諦めたのか溜め息を1つついた。
「まぁ良いや。それより約束!!ちゃんと覚えてるだろなぁ?」
「………。」
やっぱりきたか。
俺はすかさず木村から目をそらした。
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