~始まりの章・弐~

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「はぁ…はぁ………。」 急いである場所に向かう。 あの後、いつも遊んでる美沙音の友達に電話して聞いてみた。 すると今日は遊んでないと言った。 何処に行ったか知らないかと尋ねると、人形を探しに行くと美沙音は言ってたらしい。 人形……。 それを聞いて昨日の事を思い出した。 多分美沙音は公園に居る。 確信はない。 でも人形で思い当たるのはそれしかなかったんだ。 「昨日の………人形…探した場所………。」 『………。』 無意識に呟いていた。柚樹は黙ってそれを聞いてる。 公園を走ってると影が見えた。1つの影は大きく、もう1つの影は小さい。  
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