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マカロニは垣根を抜けて家の前の道をよこぎり家と家の間の細い隙間に入って行った。
あたしは一生懸命ついていく。マカロニについていく。
知らない道だった。猫しかわからないような。猫の道。
左に曲がって右に曲がって…まっすぐ行って斜めに抜けて…早めに走って、そろそろ歩いて…ついて行った。
そしてついにマカロニはついに停まった。
そこは、バス停だった。
あたしは小さかったから一人でバスに乗らないから知らないバス停だった。
あたりは静かで誰もいない。
バス停とマカロニだけ。
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