16歳の冬。

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5分後、 ~♪ またケータイが7色に光った。 ケータイを開くと美咲からまたメールが来た。 「なんでメールをくれないのですか?彼氏じゃないと先輩は返事をすぐ返してくれないんですか?さっきの遊ぶって約束は嘘だったのですか?」 私はため息をついた。 そして返事を返した。 「ごめんね…眠たくてウトウトしてた(汗)今日の部活で、いつ遊ぶか美咲に直接話そうと思ってて…もう遅いし、とにかく部活で話そう★」 そう打ち返すと、すぐ返事が来た。 「なんだぁ★私てっきり先輩に嫌われたんだと思ってた!よかった♪なら部活で話をしましょう!!絶対ですよ('∀'●)おやすみなさい(*´∇`)」 この時から私は美咲に対する思いが少しずつ変わっていった。 そして部活の時間。 「先輩!っでいつにします?!何をして遊びましょうか?」 部活に着いた私にいきなり飛び付く様に聞いてきた。 「うーん…なら土曜日はどう?彼氏と会うのは日曜日だし!日曜日に着ていく服を買いに行きたいから付いて来てくれないかなぁ?」 私は美咲に言った。
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