16歳の冬。

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「そんなに彼氏が好きなんですか?まぁ…特に行きたい所もないし、別にいいですよ。」 美咲は冷たい口調で言い放った。 そして土曜日を迎えた。 待ち合わせをした場所に5分前に着くと、美咲はもうすでに着いていた。 「おはよう!もしかして待たせた?!」 私は焦りながら美咲に聞いた。 「全然待ってないですよ!さっき着きました★気にしないで下さい!さぁ早く行きましょうよ!!」 そう言うと美咲は楽しそうにショッピングセンターの中に入って行った。
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