16歳の夏。

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30分後、私達はファミレスに着いた。 席に決め座ろうとした瞬間、 「あっ!達也じゃん!何してるの?」 恭子は違う席に座っていた5人組の男達に声をかけた。 「こんにちは。」 私は愛想が悪いまま、座ろうとしていた席についた。 少し経って恭子が席に戻って来た。 「達也ってここの近くの高校なんだけど、今から部活でここにみんなでご飯を食べに来てたみたい!ってか相変わらずキモいわぁ。」 「ふーん。そうなんだ。」 私は興味無かったので、話を流した。 今思えば恭子は達也の事が好きだったのだと思う。
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