視線

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状況はこうだ。 「よお、みっちゃん。」 俺の名前は酒井光輝、誰が何と言おうが二次元大好き、正真正銘のオタクというやつである。 趣味はラノベとアニメ、それとゲーム。 黒猫たんかわいいおはあはあ。 「よお。浮かれた顔しやがって…」 コイツは桐島幸太。 俺の親友で、見ての通り… 「昨日恭子がさあ。あそこ連れてってとかいうから…」 リア充である。 もうね。ホント… 「リア充爆発しろ。」 「リア充ってなに?」 これだからリアみつるは。 コイツとは高校からの友達である。 そして、非オタ兼リアみつるのコイツと、オタヒャッハーな俺は、何故か馬があう。 趣味は全く合わんが、馬が合う。そんなやつクラスに一人くらいはいるだろう。 まあ、コイツには隠された趣味を持っているんだが、そのことは、今は内緒にしておこう。 そしてだ。ここからが本題。 視線がどうこうってやつについてだ。
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