視線

4/6
前へ
/6ページ
次へ
「俺さあ、昨日秋葉原を視察してきたんだけどさ。」 きたよ。 今、ビビってきたね。 恐らく、幸太のやろうは気づいて無いだろうが。 私、感じました。 視線。 周りを見渡す。 すると、この感じはサッと消える。 何なんだ、これは。 毎回こんな感じなんだが。 「アキバがどうしたんだよ。」 おっと、視線の方に注意がいっていて、コイツと話してたのを忘れてた。 「ああ、秋葉原のゲーマーズでな。ちょっと俺芋のグッズ買ったらさあ…」 はぁ… またか。 もういいや、もう。 視線なんてしんない。 「んで、そのときにバハムートが…」 「はいはい。」 コイツは一方的に会話をあくうせつだんしてくるが、勿論我がラピッドP90(マシンガントーク)の前には無力成り。 「そこで交代読み地震!読み外したら飛行で無効だが…」 「ふーん。」 とまあ、俺と幸太はこんなもんなんだ。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加