メッセージ

真夜中ティータイム

う～ん、そうだな…

そういう時ってあるよね。

私も映画館で並んでた時、後ろにいた三人連れの高校生くらいの子がいたんだけど、その子達は他の映画を見に来てたみたいなんだけど、私が見ようと思ってた映画のラストシーンをネタばらしをしだして、すっごい楽しみにしてたのに、もの凄くテンション下がったよ。

だからかっぱっぱーさんの気持ちわかるな。

でも、その親友のN君も最後まで本を読み終わったから本を貸してくれたんだと思ったんじゃないかな？

感想は人それぞれだけど、言いたいことを言い合える関係って良いと思うよ。
仲直りしたいのなら、本を最後まで読んでみてN君と意見を言い合ってみても良いんじゃないかな？

え～と、次のメールは…』

天宮はPC画面をスクロールし、また別のメールを開く。

そのメールを見て彼女はため息を洩らしそうになった。
忘れかけていた甘酸っぱい物が彼女の心に、ほんのりと蘇える。