一章 不眠症

2/10
前へ
/312ページ
次へ
同化してしまいそうな位、真っ暗闇の中ただその空間を見つめる僕がいた。 何を考えるでもなく、ただただボゥーっと…。 どのくらいの間こうしているだろう。 一向に瞼が閉じる気配はない。
/312ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加