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私の好きな人はマフィアの一員である。
帽子屋。
それは、私の知り合いのマフィアだ。
そこに私の友達もいる。
しかし、私の好きな人もいる。
ピアス=ヴィリエ。
それが私の好きな人の名前だ。
彼は、マフィアの中ではとびっきりの汚れ役、掃除屋という役職だ。
色んな人に忌み嫌われ、殺されかけたりしている。
そんな彼を私は好きになった。
「アリスーーー!!!!」
私は背後からとある人に抱き着かれた。
「ピ…ピアス!!?」
ピアスは嬉しそうに私を見つめる。
本当に嬉しいみたいか、耳までピクピク動いている。
「あのね、あのね!仕事終わったらたまたまアリスの姿を見つけたから声掛けてみたんだ!」
仕事……。
また誰か殺したのだろうか。
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