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あるいつもの放課後…。
「オイコラ、止まれや。」
ピタッ。
何やらヤクザ集団がアタシの前に立ちはだかった。
誰だぁ?
「あ?アンタ誰?」
「ふざけんなや、嬢ちゃん。俺の後輩をコテンパンにやってくれたのは飛鳥、オメェやろ?」
「さぁな。雑魚のヅラなんざいちいち憶えちゃあいねぇよ。」
「女の癖に度胸があんなぁ。容赦はしねぇぞ。オイ、やっちまぇ。」
「オッス!テメェらやっちまうぞ!オルァァー!」
「フン、雑魚共が。」
手下のヤツのグーが飛鳥の顔に目掛けてやってくる!
ヒュッ
ドスッ
「ウガァッ…。」
ドサッ
「あ、兄貴!」
「大丈夫ですか!?」
「しっかりしてください!」
「良いから、テメェら飛鳥をやっちまぇ!!」
「はい!」
「兄貴をよくもやってくれたな!飛鳥!テメェぶっ殺してやる!!」
すると、それを合図に10人の敵が飛鳥を襲う!
が!
5分後…。
「あぁ~。疲れたなぁ。テメェら弱すぎなんだよ。雑魚が。」
と飛鳥。
つまりたったの5分で10人の相手を全て倒したのだった!
そして一人残された親分らしき人物は腰を抜かし…
「す、すすす、すみませんでしたぁぁ~!!」
とあっという間に彼方へ消えてしまった!
「逃げ足、早っ!」
そういって飛鳥は白眼むき出しで気絶している手下の奴等を指でツンツンしてみて…
「ダサっ(笑)」
そういってその場を去ろうとすると…。
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