-第一章-

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その後は専攻別に別れて軽く研修を受けることになった。 ちなみにこの学校は農業の専門学校のような学校で野菜専攻、花き専攻、果樹専攻、畜産専攻と4つの専攻に別れていて茂樹は花き専攻だ。 花専攻にはなつみ、無口な男の子いしだ、凄く不思議なひろし、天然女の子なおこ、そそしてしげきの5人が新入生として入学していた。 そして、授業の説明や実習場(圃場)の説明、案内を一通り危機終えると解散となった。 「おーい、しげー」 圃場から寮の自室に戻ろうとしていると、窓から身を乗り出して手を振っている人…同じ高校の同級生だったゆうじだ。 あともう二人いたが見たことがない人で、少しとまどったが笑顔を作り、手をあげた。 「すぐいく!」 そう言うと小走りでゆうじのいた部屋へとむかった。
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