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君がいたのは
希望の世界だった
君の隣にいるだけで
僕もその中に
入れた気がして
君から離れられなくなった
僕がいた世界は
暗くてよどんで濁ってて
ただいるだけで
心が腐っていくような
場所だから
でも気がつけば
僕は君を
引きずりこんでしまっていた
君の隣に
いるだけのはずだったのに
僕は君を
僕のいた世界に
連れてきてしまった
君の隣に僕がいる
ということは同じなのに
全然違った
変わってしまった
慣れてない君は
いつも苦しそうで
僕はなんとかして
君だけでも
希望の世界に
戻そうとした
けどやっぱり
それは無理で
君はどんどん
弱っていった
僕はなんてことをしてしまったんだろう
希望の世界にいたい
なんて思わなければ
君はずっと
そこにいれたのに
君は泣かない
僕は大粒の涙を
止められなくなった
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