第一章「消失」

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17時06分 「・・・ん?」 寒い。 俺はベンチに横たわっていた。 俺はうっすら目を開けて商店街の方を見る。 夕焼けが商店街を照らす。 そろそろ帰ろう。 「よっこらせ・・・」 上を向いて起き上がろうとした俺はびっくりした。 「・・・」 俺と同じぐらいの年の金髪女子高生が 目の前で寝ていた。 「なっ!?」 しかも膝枕。 首に感じる温もり、 なんで彼女は俺に膝枕したまま寝てるんだ?
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