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「やったーーーー!!」
はっ!!
しまった!
「ん~~」
彼女がうっすら目を開ける。
「なっ!?」
「ん?」
見つめ合う俺と彼女は
自然と顔が近かった。
「起きたの?」
首を傾げて
ニコッと笑い問いかける彼女。
「・・・はい」
「・・・・・・・・・・・・・・・そう」
間が長い!
多分彼女も寝ぼけているのだろう。
「ん?」
彼女の目がハッキリしてきた。
よく見ると二重だ。
「あんた・・・・」
とりあえず逃げろ!
「あっ!」
俺は膝枕の状態から抜け出して、そのまま商店街の出口へと走った。
「ちょっと!あんた待ちなさいよ!」
自分でも思ったのだが
なんで俺は逃げたんだ?
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