第一章「消失」

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「このメガネを割られたくなければ答えろ!」 俺のメガネを外し 片手で持つ不良女。 「乱暴に扱わないでくれ! 割れやすいんだ!」 「答えろ!!」 答えろ!って言われても・・・。 「俺にも何がどうなってんのかわからない・・・」 「・・・・・」 俺のメガネを 俺に投げつける不良女。 「おわ!」 なんとかキャッチ! 「投げるなよ!」 俺が不良女の方を見ると彼女はいなかった。 「どこ行った?」 俺はさっきまで彼女が居た所に行くと、 彼女は50mぐらい離れた場所に居た。 「あっ!ちょっと待って!」 俺は彼女の後を追いかけた。 彼女は商店街を出て坂道を登って行く。 あとからつけている 俺の存在にはきずいているはず。 「・・・・」 「・・・・」
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