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「私はアーチェ・ライム。アーチェで良いわ。」
アーちゃんが微笑みつつ言う。
いや、目が笑ってないか。
「あなたみたいなバカには理解できない。以上説明終了。」
あれ?
一瞬で説明を終了され、動揺する俺は、声をだせない。
「お前。それは鬼畜じゃないか?」
意外にも俺に助け船をだしてくれたのは、レオだった。
こういうのはアリスの役回りだというのは、俺の勘違いだったようだ。
「そうですよ! きちんと教えてあげてください!」
ここぞとばかりに、アリスが追撃する。
別にアーチェじゃなくても良いのは、気にしたら負けなのだろうか?
「ああ、もう。分かったわよ!」
アーチェがヒステリック気味に言った。
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