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「ともかく、また会えて嬉しいですっかいちょお」
ガバッと起き上がりかいちょーに遠慮なく抱き着いた。
ふわ、いい匂いがしたぁ!
「ちょっ!きゅ急に抱き着くなっ!」
「えへー」
こんな可愛いかいちょーがいるのに我慢出来るわけないよぉ。
僕はにこーっと笑いながら更にきつく抱き着く。
かいちょーと僕じゃかいちょーのが20センチくらい大きいから見上げる形になってちょっと悔しい。
もぉかいちょーったら大きすぎだよーう。
あ、僕は158センチもあるんだからねぇ。ふふ。
かいちょーはため息をついて困った様子だったけどちょっとほっぺが赤かった。
もしかして、照れてるのぉ?
ふふ、かあいーね。
あの日のこと思い出しちゃうなぁ。
僕はかいちょーの頬に手をそえてクスリと微笑んだ。
「かいちょーはあの日のこと、覚えてますか?」
僕は、今も鮮明に
覚えてますよ。
僕とかいちょーが初めて接触した三ヶ月前のことーー。
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