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『あの…何て言ったらいいかわからないんですが…別にいいですよ』
『まじで?本気にするけどいいの?』
『はい』
美優は恥ずかしさを隠すように前だけを見て彼には道の案内をした。
ドラマのような展開で現実なのか夢なのかわからかい。
でも確かにこれは現実だ。
今まで彼氏なんか作る自由な時間もなかった美優にやっと兄弟以外に大切な人ができる。
予想なんか全くしてなかった。
でも少し期待をしていた。
期待が叶った。
少し嬉しかった。
初めて自分の願いが叶った気がした。
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