28人が本棚に入れています
本棚に追加
真顔で聞く幸一に何て言葉を返せばいいのかわからなかった。
『別にしたくない訳じゃないよ…いや…ほらお互いに実家だしね!』
美優は素直に処女だと言う事が恥ずかしく感じて嘘をついた。
確かに彼とならしてもいいとは思っていたが処女だという事を美優は恥ずかしい事だと思っていた。
まして彼は11歳も年上だから嫌われてしまうと思い本当の事が言えなかった。
嫌われる事が怖かった。
しかし誘いを断ったらもっと嫌われるんではないかと思った。
最初のコメントを投稿しよう!