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すると、凛はとある写真を取り出した。
「ねぇ憂、この写真見てほしいんだけど」
そういうと、私に写真を渡してきた。
「え・・・?」
私は一瞬合成写真かと思ったが、決定的な証拠を知っている。
「この子って、最近なくなったって言われてる、斉藤さんじゃないの?」
そう、斉藤 ひなかは、この間家の中で倒れてなくなっていたと言われている、同級生。
「でもね、あの子実はこの屋敷で見つかったのよ。」
私はもう一度写真を凝視した。
そこには、下半身が何者かに食いちぎられて血みどろになっている姿だった。
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