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僕は現実世界に戻って来ました。
僕は海の中にいました。
綺麗な海です。
僕はクジラにまたがりある場所に向かってました。
「ヤンバラの滝」です。
しかし場所が分からない僕たちは道に迷っていました。
僕は言いました「クジラさん。あんたヤンバラの滝も知らないんですか?そんなんでよく海の番人とか言えましたね」ちょっと怒ってしまいました。
クジラは答えました「それよりも今大事なのは、人は生まれた瞬間からゆっくりと死に向かって行くとゆう事実でしょ!」
僕は何も言わずみぞおちに右フックを入れておきました。
すると、シャドーボクシングをしていた寺田君が近寄って来ました。寺田君は僕たちを見て「ハピィニューイェー」と妙な発音で言いました。
寺田君は何をどう思って言ったのか分かりませんが、とりあえずヤンバラの滝の場所を聞くことにしました。
「寺田君。ヤンバラの滝って知ってる?」
「うっせーばーか」
寺田君は頭が悪い人なんだ。僕は心のノートにそう刻みました。
どうしても歌手になりたかった僕は、クジラを食べてからボイストレーニングをすることにしました。
片足立ち、座禅、ロッククライミング、柔道。そして詰め将棋。あらゆるボイストレーニングを行い、僕は最高のプロスキーヤーになる事ができました。
歌手にはなれませんでしたが、プロスキーヤーなんかなんやかんや歌手みたいなもんです。
僕は喜びに浸っていました。
そして、里芋作りに没頭しました。
そんな里芋作りに没頭しているある日、一人の老人が僕の前に現れました。
「君は…、オバマかね?」
僕は完全にたかとしなので違うと言いました。一応手紙も出しました。
するとその老人は「ふふふ、やはりか」と言いました。
すこぶる腹が立った僕は「何なんだお前!」と言ってやりました。
老人は答えました。
「私は横山だ」
全く検討がつかなかった僕は「ふーん」というベストオブ適当な相槌をうち「何しに来たんすか?」と尋ねました。
老人は答えました。
「根室から来ました」
「っへー」もう会話をすることを諦めた僕は、その老人に自爆するよう命じました。
老人は「君の瞳に恋してる」などの謎の言葉を言い残し自爆しました。
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