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「ただい…」
「唯一ちゃんっお帰りぃ!!」
突進してくれる母様を普通に躱す僕。
「もうっ唯一ちゃん避けるなんて酷い!!」
とか言いつつ玄関ドアにあたる前にヒラリと受け身をとったのは何処のドイツだ…
「母様は親馬鹿過ぎです!!もっと子離れして…」
「ところで唯一ちゃん、」
「華麗にスルーですかこの野郎っ」
「唯一ちゃんには転校してもらう事になりました!!(パチパチ)」
「あぁ、転k…………転校!!?」
「そう、転校!!」
「いきなり過ぎます母様!!」
「うん、そういきなり。私の都合で転校してもらう事になりました(^^)」
「馬鹿言わないd…」
「明日の朝お迎え来るらしいから、荷物纏めといてね(はぁと)」
「ちょっと、母様!?」
軽く手を振って玄関ドアから出ていってしまった母様…
そう言えば仕事着…黒のスカートスーツだった…
…今から仕事なのか?
でも母様の仕事…知らないんだよね…←
色々な事を考えてる僕はただ呆然と立ったまま暫く停止していた…
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