one day

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゙ いつもと同じ朝がきた。 『紅弥ー! 起きろー 遅刻すっぞ!!』 陽兄ちゃんの声が聞こえて 「ヤバいっ!!」 慌てて飛び起きるわたし。 パンをもってリビングを出ようとすると 陽兄ちゃんに腕を引っ張られ 椅子に座らされる。 『ちゃんと座って食え。行儀悪い。』 「ん"ー」 頬を膨らませながら 言われた通り大人しく食べる。 「行ってきます。」 『遅くてもあんま走るんじゃねーぞ。スカート捲れるぞ。』 「はいはい。」 陽兄ちゃんは父親みたいな事を言う。 というか父親同然だけどね。 .
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