葱と僕どっちが好き..?

2/5
前へ
/39ページ
次へ
  「しんぢくんってマオくんと葱どっちが好きなの?」  明希のその一言から、みんなに問い質される羽目に...。     「・・・・・・・葱。」     ------------ガタンッ   明希とゆうやが振り返ると、涙目のマオがそこに居た。     「マオくん...;??」   「そうか、俺は葱以下なんだ...」     マオは一言そう呟くと荷物を持って部屋から飛び出す。   「マオっ!!!!!」   しんぢは、マオが出ていった直後走って追い掛けた。     「ゆうや、俺っ...どうしよ..」   明希が今にも泣き出しそうな勢いで、ゆうやにすがり付く。   ゆうやは、そんな明希の頭をよしよしと撫でながら 「あの二人なら、大丈夫だよ。」       -
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

74人が本棚に入れています
本棚に追加