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「しんぢくんってマオくんと葱どっちが好きなの?」
明希のその一言から、みんなに問い質される羽目に...。
「・・・・・・・葱。」
------------ガタンッ
明希とゆうやが振り返ると、涙目のマオがそこに居た。
「マオくん...;??」
「そうか、俺は葱以下なんだ...」
マオは一言そう呟くと荷物を持って部屋から飛び出す。
「マオっ!!!!!」
しんぢは、マオが出ていった直後走って追い掛けた。
「ゆうや、俺っ...どうしよ..」
明希が今にも泣き出しそうな勢いで、ゆうやにすがり付く。
ゆうやは、そんな明希の頭をよしよしと撫でながら
「あの二人なら、大丈夫だよ。」
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