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「だああああああああああーーーーーっ!!」
俺は木刀を振り上げ、老人に突撃する。
カンッ!
俺の剛剣は、老人が持つ木刀で防がれる。
「はああああああぁぁっ!!」
俺は素早く木刀を動かし、何連続か左右へと降り下げる。
しかし、その素早い剣さばきをそれ以上のスピードで老人が木刀で受け流していく。
「フムッ、お前の真っ直ぐな剣、天晴れじゃ。・・・じゃが・・・・・・」
老人は急に喋りだしたと思ったら、目を閉じ、カッと目を開けた。
「まだ、足があまぁぁぁぁいっ!!!」
老人の迷いのない剣は俺の足に強烈な打撃を与え、俺は体勢を崩される。
「ぐあっ」
そして、俺はそのまま落下・・・っとはいかず、俺は床に手をつき素早く体勢を立て直した後、木刀で老人の首を突きで狙う。
「・・・・・・」
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