神龍きたる

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次の日・・・ 太陽の光が窓から射し込む中、俺は体を起こし始める。 「ふあぁ・・・ねむてぇ・・・」 俺は一度背伸びして、布団を退ける。 「・・・・・・ハッ!?」 俺はどういうことかわからず、固まってしまった。 なんと、布団の中に少女がいたのだ。その少女は顔を出し、寝息をたてながら熟睡していた。 「なっなんで!?」 「・・・ん・・・」 少女が目を覚ました。少女は体を起こし、背伸びする。 「・・・ぶはっ!?」 俺は顔が熱くなり、耳もまた熱く感じた。 なんと、少女は全裸だったのだ。少女は周りを数秒見て、俺を見た。 「おはようなのじゃ!!」 「あっ・・・えっと、おはよう・・・」 少女はニコリと柔らかく笑い、自分の姿を恥もせず、ただただ布団にちょこんと正座していた。
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