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「誰って、主が私を呼んだのではないのか?」
「ハアッ!?」
俺は何がなんだかわからず、少女を睨むが、すぐに赤くなる。
「・・・まっ、まあそんなことより、早く服を着てくれないか・・・・・・直視できない・・・」
俺は少女から目をそらし、目を閉じる。
「服など持っておらぬ!!」
「ハイッ!?」
俺は目を大きくさせ、眉をピクピクと動かし、大きな溜め息を出す。
「ちょっと待ってろ・・・」
俺は立ち上がり、タンスからジャージを取りだし少女に手渡す。
「ほらっ!」
俺は少女にジャージを無理に持たせる。
「ほほうっ・・・」
少女はニヤニヤと笑いながらこちらの顔を覗きこんできた。
「なっなんだよ・・・」
「いや~、主、優しいの~・・・」
「・・・・・・っ!・・・はいはい、そりゃどうも・・・」
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