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君は僕を壁につける
君は僕を見てくれてる？
僕は君を見ているよ？
一日中同じ場所で
君の帰りを待ってる
だけど気づいた
君は僕を見ていない
僕の事なんか
見ていなかった
僕はもう力はない
君を待つほど
苦しくなる
僕の足は折れてしまった
｢あっ！｣
君は僕を探してる
はいつくばって
探してる
君は僕が必要なんだね
僕は嬉しかった
｢見つけた！｣
君の笑顔は綺麗だった
だけど…
だけど…
すぐに君は無表情になって
僕を見下ろした
君の手から僕は
穴へと落とされた
やっぱり僕は…
君が嫌いだ
だから…
見つからないように
空に足をのばしてる
今日も…………ほら…ね
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