入学式

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────の前にクラスだ。 俺たち4人は全員S組だった。 和人に聞いた話によると、 S組→文武両道、顔良し A組→頭良し、顔良し B組→顔良し、運動神経抜群 C組→顔良し によって分けられているらしい。 一応、全てが揃ってる人を 合格にしたらしいが その中でより優れている人を 選んだらしい。 よく見ると 勇人も晃も一緒だった。 リコ「やった! あたしと凛太、幼稚園から ずっと同じクラスだよ! 何か、感動!」 凛「ああ。確かに。」 俺と璃子は 幼稚園からずっと同じクラス。 かれこれ13年間になる。 しかも、このまま クラス落ちしなければ15年間だ。 那「すごっ!運命じゃない?」 リコ「あはは!まぁね~。」 岡野は俺の気を知ってか知らずか そう言っている。 和「ってかそろそろ始まるぞ?」 リコ「ヤバッ!急げ!」 入学式が行われるホールに入る。 優「璃子ー!那美ー!」 那「あ!優菜!」 リコ「優菜も 同じクラスだったんだね! 坂下君と凛太もだよ? ちなみに晃君と勇人君も!」 優「へぇ。」 そういうと越智は 俺の方を向いた。 何だよ…………。 優「凛太君さ、さっきから 皆の視線集めてるわよ?」 凛「は?」 周りを見渡してみると 女共がこっちを向いていた。 優「まぁ、 凛太君格好良いものね。」 リコ「だよねー。あたし、 中学の時、凛太と幼なじみで 危ないとこだったもん。」 ………何か、すまん。 優「それは違うわ。」 リコ「へ?」 優「璃子が可愛くて 凛太君にお似合いだったから 皆羨ましかっただけよ。」 コイツ、サバサバしてんな。 ここにいるのは皆金持ちで お嬢様かお坊ちゃんだけだよな? こいつ、お嬢様だよな? 思わず疑いたくなるし。 とりま席に座り、 校長の挨拶を聞いた。 その後、司会者から パーティーの説明があった。 「今夜、今年度のプリンス、 そして初代プリンセスを決める パーティーを催します。 皆さん、今夜7:00に 5階のダンスホールへ 集まって下さい。 尚、女子はドレス、 男子はタキシードを着用の上で 宜しくお願いします。 これにて、 入学式を閉会致します。」 ダンスパーティーか。 だる。 .
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