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ー凛太ー
中学を卒業した俺達4人は
4月、高校へと進学した。
ブルースター学院は
全寮制なので入学式の前に
寮へ入る事になっている。
今日は丁度その日。
同じ部屋の相手もわかる。
どんな奴なんだろうな。
ﾘｺ「凛太ー！はーやーくー！」
いつものように璃子が
俺ん家へ勝手に上がってきた。
さてと。
荷物もまとめたし、行くか。
一通りの家具や洋服、日常品は
ちゃんと用意されている。
でも、自分の洋服が
良いと思うのは普通だろ。
だから、洋服は
先に送っておいた。
俺が詰めたのは家族の写真や
愛用しているクッション等々。
ﾘｺ「凛太遅い！」
とうとう璃子が
部屋に乗り込んで来た。
凛「はいよ。今行くから。」
ﾘｺ「よし！しゅっぱーつ！」
俺たちは俺ん家の車で
一緒に行く事になっている。
時間は指定されてないから
適当に行こうと思ってたんだが、
昨日璃子から一緒に行こう的な
メールが来たからこうなってる。
．
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