新たな出会い

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リビングは明るく、 黄色とオレンジで統一されており なんかポップな感じがした。 女子っぽいけど、 ピンクだったら断固拒否るし、 モノクロなら璃子が嫌がるから、 ちょうどいいか。 リコ「なんか、この色合い良いね! 完璧女!って感じじゃないし、 男子も使えるし!」 凛「だな。」 リコ「うん!ってか、 あたし達の寝室は?」 ………………………。 …………………。 ……………。 ………しまった。忘れてた 最後にあるのは 直接リビングに繋がっている 引き戸になっている扉のみ。 2人で開けてみると、 思った通り。 ベットが2つ。 リコ「これってさ、 同じ部屋で寝ろって事?」 凛「………多分。」 やっぱ、璃子も嫌だよな。 リコ「あたしは別に良いけど、 凛太は?」 は?何故に"いい"の? 凛「俺は良いけどさ、 璃子は嫌じゃないのか?」 リコ「あたし?何で? 凛太とはいつも一緒に寝てたし、 抵抗ないよ?」 コイツには 思春期ってもんがねぇのか? 凛「なら良いけど……。」 はぁ。 無自覚で天然・鈍感な璃子。 いつか他の男に食べられるぞ? .
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