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凛「……………。」
和「……………。」
凛「開けたけど？」
和「チェーン外せ。」
凛「ああ？」
和「チェーンを外して
いただけませんか？」
凛「ほらよ。」
外してドアを全開にすると
心地よい風が入ってきた。
凛「んで、何の用？」
和「……………。」
和人はリビングに入るなり、
口をポカーンと開けた。
和「お前らの色調は
オレンジ系なんだな。」
凛「は？和人ん所も
そうじゃねぇのか？」
和「………。
俺んとこはピンク系………。」
そう言った瞬間、
和人の顔が一気に沈んだ。
各部屋によって
色調が違うんだな。
ﾘｺ「坂下君にピンク!?
……似あわな、さす、ぎ！
アハハ！」
確かに似合わないけど、
そこまで笑わなくても。
ほら。
さらに落ち込んでるよ？和人。
凛「ま、ドンマイ。」
肩をポンと叩いてそういうと
和人はさらに落ち込んだようだ。
那「和人待ってよー。」
そこへ岡野が来た。
ま、ドア開いてたしな。
．
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