オレ関係無いじゃん

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―アース宅― 父に自分に呪いがかけられた事を告げられたアースは自分の部屋で沈み込んでいた。 (なんでオレが呪いをかけられなくちゃいけないんだ?絶対におかしいだろ!) アースはまだ17歳にも係わらず禿げたくなかった。 まぁ十代で禿げるのは誰だって嫌だろう。 (なんとかしないと・・・でも一体どうすれば?) ああでもないこうでもないと色々模索していると、耳鳴りが聞こえて来た。 (あれっ?なんだろう?耳鳴りがするぞ?) と思ったのもつかの間、次の瞬間部屋がまばゆい光に包まれた。 「なっ!何事!?」 あまりに突然の事だったので、声が裏返った。 なんという事でしょう。 そこにはさっきまでいなかったはずの、人がいました。 「あのーあなたは誰ですか?」 「あぁっ!突然現れてすみません!えーっと私は魔王様より遣わされた、悪魔のシャンテという者です。以後御見知り置きを。」
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