230人が本棚に入れています
本棚に追加
/258ページ
「なぁシャンテ。やっぱり魂の泉って遠いのか?」
「そうですね・・・往復で一ヶ月位かかりますね。」
「その位なら、禿げる前に呪いを解けそうだな。」
「そうですね。まぁ油断していると足元を掬われてしまいますから、怠けす゛に行きましょう!まずは一番近くに位置しているウォグトレス村に向かいましょう。」
それから二人は色々話をしながら目的の村を目指した。
するとその時後ろの方から走ってくる足音が聞こえた。
「?」
振り向くとそこには少年A、Bが恐ろしい形相で走って来た。
(ヤベー!すっかり忘れてた!)
「アース!テメェ俺達の事を忘れてさっさと行っちまうなんてどういうつもりだ!」
「えーっと・・・ゴメン。」
「ゴメンで済むか!!切り捨ててくれる!」
少年A、Bは怒りで自分を見失っていた。
最初のコメントを投稿しよう!