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「そのとき、その化け物を見たことがあって。…あっ、そうだ。ちょっと待って下さいね!」
なにかを懐かしんでいるかのような顔から、
一変してなにかを思いついたように表情を明るくさせる。
「?」
六人は互いに顔を見合わせ、
何かをメモに書き込んでいる女の様子を見つめる。
「できた!はい、これ。」
そういって渡された紙に描いてあったのは
この店からどこかへの地図だった。
地図には行き先を表すであろう星印がありそこにあったのは、
「鳴海、探偵事務所…。」
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