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「んで、今日は他のメンバーとマスターは?」
コーヒーを飲み干したので、新しい飲み物をと冷蔵庫を漁っていたサクラに聞いてみる。
てかマスターはどうしたマスターは。オレとサクラに店番なんてやらせたら店の食料全部なくなるぜ。全てサクラが食うわけだが……やつの悪行を止められないオレも少し罪悪感を感じるわけで。
「グリーンはその辺ぶらついてんだろ。イエローは大学、ブルーは……私が知るわけね~」
冷蔵庫からオレンジジュースのパックを取り出してラッパ飲みを始める傍若無人女。
もう売り物にならね~じゃないか。
「ま、あいつらも色々やることあるだろうしな。ヒマなのはニートのお前だけってこった」
自分のことを棚に上げてよくもまぁ。なんてことは言えない。
少しでも口答えしたものなら、サクラは人体の急所を的確についてくる。
前の金的攻撃はオレのトラウマである。ただその時のキイロちゃんの心配した顔は脳内アルバムにしまってある。キイロちゃんかわいいよマジで。
てかマジキイロちゃんかマスター早く帰ってきて! このままサクラと二人は辛いぜ!
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