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「…さてと。」
すっきりしたとはいえ漠然とした答えしか出ていない。
恭介ははっきりした答えを探すことも出来ず、校舎内をうろついていた。
すると正面から尚也が廊下を歩いてきた。
尚也の隣には可愛い女の子がいた。
2人はとても親しげで仲が良さそうだった。
「お、広瀬!」
尚也は恭介を見るなり嬉しそうな顔で近づいてきた。
恭介は少しというかかなり尚也には会いたくなかった。
(高橋先輩と篠崎先輩見るとモヤモヤするし…。あータイミング悪。)
しかし見つかってしまったものは仕方ない。
(隣の女の子も気になるし。)
色々考えてるうちに尚也はすぐ近くまでやって来た。
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