Episode7:Answer?

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「先輩もういいですよ。」 「え…?」 理人が不安げに顔を上げた。 恭介はその顔を手で包み込み頬に唇をすり寄せた。 「俺も先輩のこと好きです。大好きです。」 頬に、耳に、首筋に軽くキスをする。 「本当は高橋先輩に彼女が出来たって聞いたときホッとした。高橋先輩に篠崎先輩を盗られたくなかった。俺だけのものにしたかった。」 「広瀬…。」 恭介と理人は互いを見つめ合った。 理人の頬は赤く、瞳は涙で潤んでいた。 ドキッ…。 「そんな顔しちゃダメですよ、先輩。」 恭介は理人の耳元に唇を近付けて囁いた。 「誘ってるように見える。俺、襲っちゃいますよ?」 「なっ…!?」 理人の顔がよりいっそう赤くなる。 恥ずかしそうに俯き、恭介の胸に顔をうずめた。 「…いい。お前になら何をされても。」 「先輩。」 恭介は理人に深く口づけをし、押し倒した。
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