Episode7:Answer?

5/10
前へ
/58ページ
次へ
「俺たちもう恋人同士ですよね?こういうことしてても普通な関係ですよね?」 恭介は自分の下で赤面している理人に問いかけた。 理人のシャツのボタンは外れ、はだけている。 白い素肌と綺麗な鎖骨がちらついていた。 「…当たり前だろ。」 理人は恥ずかしそうに目線を落としながら微笑んだ。 恭介もつられて微笑む。 「俺こんなに人を好きになったの初めてですよ。先輩なしじゃもう生けていけないかも。それに…」 恭介は理人の鎖骨にそっと唇をすり寄せるようにキスをした。 「もう先輩でないと勃ちませんよ。」 「っ…!恥ずかしいこと言うな馬鹿!」 「だって本当のことですもん。あーいい匂いする。久しぶりだからかなりたまってるかも。」 理人の胸に顔をうずめて深く息を吸う。 理人は吐息があたってくすぐったそうに身体をよじった。 「あんまり焦らすな!今こうしてるだけでかなり恥ずかしいんだぞっ!」 なかなか手を出してこない恭介に理人は不服の声を上げた。 「そんなに俺がほしい?でもダメですよ。今日はうんと可愛がってあげたいんです。」 そう言って恭介はチュッと理人の首筋を吸い上げた。
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

352人が本棚に入れています
本棚に追加