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み……見てしまった。
親友ふたりのお熱いらぶらぶメモリーを！
実は体育がなんとか無事に終わって、教室で着替えをしていたところ
ハルのポケットから、それは落ちた。
……ハルとナツとのキス写真。
どうしよう、どうしようっ！
これは返さなければならないのか？隠していたほうがいいのか！？
ハル「ん？アキ、何持ってんだ？」
アキ（ドッキーーーッ！）
アキ「あ、こここここれは！ハ、ハルには関係ないものだよ！」
しまった。動揺しすぎた。もっすご睨んでるよ。
うわ、めっちゃこえー！
ナツ「二人ともなにしてんのー？もうすぐチャイムなるけど」
ハル「ああ」
アキ（ナツの前では素直だ）
ナツ「アキ、どうしたの？ハルにいじめられたんだろー？どうせ」
ハル「は？なんで俺なんだよ。何もしてねーだろ」
ナツ「ハルは何もしなくてもおっかないからねぇ。ははっ」
ハル「てめぇの脳天気さにはイライラを超して呆れてくる」
ナツ「またまたー」
アキ（じゃれてる。やっぱり……この写真は返さなくちゃ。俺から見たら罰ゲームのようなこのキスシーンも、二人にとっては大切な思いでなんだよね）
キーンコーン
アキ（この時間が終わったら、返そう）
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